灰猫の白いきくらげ（乾燥）

【白いきくらげ】とは、通常の黒いアラゲキクラゲの約10000分の１の確率の突然変異で発生する超希少な白色のアラゲキクラゲです。この菌を培養した菌床から栽培・収穫したものが【白いきくらげ】となります。【白きくらげ】とは別物になります。
石川県で【白いきくらげ】を栽培しているのは弊社のみで、日本全国的にも市場流通がほぼないキノコです。
栄養価は通常の黒いキクラゲとほぼ同じであり、低カロリーで不溶性食物繊維を多く含みダイエットや便秘解消に最適です。また、全食品の中でもビタミンDの含有量がトップレベルであり、カルシウムの吸収を助けて骨を丈夫にしてくれるだけでなく、花粉症などのアレルギー疾患を抑える働きもしてくれます。さらに、ミネラルや鉄分、カルシウム、マグネシウムなども含まれており、骨粗鬆症や貧血の防止にも役立ちます。現代人には欠かせない栄養素を含んだ食品です。
しかし、栽培にはとても気を遣うデリケートなキノコです。気温や湿度の変化や光の刺激で元の黒色に戻ろうとする性質があり、育成が進むにつれ、気がついたら白色ではなく、クリーム色になったり茶色の斑点があるものとなってしまいます。また、真っ白なまま収穫できたとしても、乾燥させる時の温度によって変色が起こってしまいます。
このような真っ白ではない【白いきくらげ】は、味も栄養素も食べ方も全く問題ないのですが、見た目でだけで商品価値が無くなり廃棄の対象となっています。また、店頭に並べて食べ方などをPOPでアピールしても、認知度が低いため手に取って貰うことが出来ずに賞味期限切れとなって廃棄となってしまっています。