コッコミクサKJ粉末

「地球と私たちの健康を守る小さな救世主」。
藻は、10ミクロンという小さな体にもかかわらず、樹木の10倍の効率で、二酸化炭素を吸収し酸素を発生させることができます。今から約25億年以上前に地球に誕生し、温暖化ガスが溢れ、高温、酸素のない環境を生物が暮らしていける環境に変化させてくれました。
25億年以上も生き抜いてきたその生命力と、野菜を凌ぐ豊富な栄養素、時にはその体内に大量のオイルを蓄積する特徴により、食糧・栄養不足、ガソリン枯渇、地球温暖化などの問題が叫ばれる現代の地球を再び救おうとしています。

コッコミクサKJは、九州地方の高温・酸性温泉で生き抜いてきた、成長が早く、丈夫な新種の藻です。
デンソーは、2016年に天草市に進出し、自動車部品製造で培ってきた生産技術を駆使し、コッコミクサKJの屋外大量培養技術の開発に成功しました。絞った油はバイオディーゼル燃料に加工され、トヨタ車体様に供給し、過酷なダカールラリーでも燃料として活用できることを実証してきました。
現在は、バイオ燃料研究と並行して進めてきた食品素材開発の成果を事業化するため、天草事業所内に食品工程を整備し、こだわり抜いてきた品質技術による徹底した管理により、高品質で安心安全な食品用コッコミクサ粉末の製造が可能となっています。

コッコミクサKJは天草の太陽の恵みをたっぷり受けて育ち、50％以上の植物タンパク質を含有し、ビタミンやミネラル、GABAや葉酸などカラダに嬉しい61種類の栄養成分を体内に蓄えています。最近では、免疫機能の維持にも役立つことがヒト臨床試験によって明らかになってきました（薬理と治療、2022年50巻9号）。コッコミクサKJは守る力を引き出し、負けない体づくりをサポートするこれまでにないユニークで新規な「まるごと栄養素材」です。ぜひ、皆様の商品の付加価値をあげる素材としてご活用いただければと思います。また、培養施設を見学することも可能です。ぜひ、海産物も美味しく、自然豊かな天草に足をお運びください。