黒千石大豆
乙部町の地大豆である黒千石大豆は皮部分にポリフェノールが多く含まれ、ポリフェノールの中でも特にアントシアニンが豊富で、普通の黒豆の2倍という研究結果がある。また、この黒千石大豆にのみ、免疫を活性化させる「インターフェロンガンマ(γ)」を生成する物質が含まれており、癌やアレルギーを減少させる働きがあり、ただの黒豆ではなく、まさにスーパーフードと言えるものである。
また、この黒千石大豆は、他の地域でも生産はされているが、品種改良をせず、原種のまま生産しているのは、ここ乙部町だけである。
黒千石大豆の低・未利用の食品は、大豆の調整選別(選別をするために、網を通して大きさを揃え、不純物を取り除く等の作業)において、製品のサイズに満たない超極小粒のもの、「網下」として出てくる。
その網下は、通常の製品よりも安価(半値以下)で販売はしているが、栄養素等は製品と変わらないものである。雑穀米や、きな粉の原料となり加工用として、わずかに販路は有るが、コンスタントに販売はできておらず、現在販路拡大のために注力している。
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